投資に興味を持ち始めた方が、次に知りたいのは「実際にどう投資をするのか?」ということではないでしょうか?
投資本は世の中に星の数ほどありますが、初心者が迷わず最初に読むべきなのはこの2冊だと思います。
それが『ほったらかし投資術』と『ジャスト・キープ・バイイング』です。
どちらも「難しいテクニックや特別な才能は必要ない」「シンプルに続けることが成功のカギ」というメッセージが共通していて、これから投資を始めるのにピッタリの内容です。
本を読み終える頃には「実際にどう投資をするのか?」という悩みはなくなっていることでしょう。
投資を始めるのにおすすめの本2選
『ほったらかし投資術』山崎元、水瀬ケンイチ(著)
「投資を始めたいけど、証券口座ってどうやって開設するの?」というところから丁寧に解説されています。
この本の特徴は、難しい理論やテクニックなどはなくとにかくシンプルで簡単にできて、なおかつプロの最善の運用にも大きく劣ることのない、個人にとっての資産運用方法が書かれています。
そしてこの本の真価は「なぜインデックス投資なのか?」という理由を深堀りしている点です。
短期の値動きや投資テクニックに振り回される必要はなく、長期的に見ればインデックス投資がもっとも効率的で合理的な投資法であることをわかりやすく説明しています。
個別株投資でうまく行かなかった過去の話からインデックス投資へと行き着いた経緯も参考になりましたし、お金のストレスから開放されて人生を楽しむという考えはモチベーションがあがりました。
「とりあえず投資を始めてみたい」という人にとって、最初の1冊にぴったりです。
『ジャスト・キープ・バイイング』ニック・マジューリ(著)
『ジャスト・キープ・バイイング』は、数十年にわたる膨大なデータをもとにこの本のテーマである「ただ(金融資産を)買い続けなさい」というメッセージを伝えています。
このシンプルな考えを実践する途中で出てくる様々な疑問にデータを駆使して証明しています。
金融の世界には一般に流布している通説、個人の意見や推測様々な考えがあります。
たとえば
・暴落に備えてお金を貯めておくべきか?
・個別株はポートフォリオに入れるべきかどうか?
・貯金はどれだけすればいいのか?
・大規模な下落相場は、買いの好機になる。
・節約か収入アップか?
・借金は悪かどうか?
これらの疑問に対してデータを駆使して説明がされています。
感情に左右されやすい投資ですが、この本を読んで客観的な視点が加われば投資を続けるモチベーションも高まると思います。
下落相場にモチベーションを維持するのにもおすすめです。
まとめ
投資は、誰にとっても最初の一歩が一番怖いものです。
ですが本で学び、小さな一歩を踏み出すことで、その「怖さ」は「理解」へと変わっていきます。
投資本、SNSでは投資戦略について様々な意見があります。
大切なのは、知識を身につけたうえで、他人の意見に流されるのではなく、自分で納得して選ぶこと。
知識を身につけながら、小さな行動を繰り返していく。
その積み重ねが、あなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。
そして、投資を始める人が一人でも増えれば、日本全体も少しずつ豊かになっていくと思います。
このブログが、あなたの「最初の一歩」を踏み出すきっかけになれたら嬉しいです
コメント